(終了しました)広島市現代美術館『コレクション展-かたちときもち-』

広島市現代美術館 コレクション展

広島市現代美術館のコレクションを紹介する『2015-III かたちときもち ―親しみやすさはどこからくるの?』が10月31日から2016年2月11日(木・祝)まで広島市・広島市現代美術館で開催されます。

 

以下、広島市現代美術館ホームページより抜粋——–
 

本展では、作品に感じる「親しみやすさ」がはたしてどこから来るのかを、作品の造形(かたち)と鑑賞者の感情(きもち)から考察し、「親しみやすさ」の原点を紐解きます。

作品を鑑賞する際に、その作品について知識がなくても「かわいい」「楽しい」「おもしろい」「(メッセージが)伝わってくる」と、直感した経験は誰にもあるのではないでしょうか。

 

本展では、それらの直感を作品に対する「親しみやすさ」と考え、その「親しみやすさ」の原点を、丸みのあるかたち、リズムのあるかたち、ちいさなかたち、という造形からの視点と、なつかしいきもち、おかしなきもち、という感情からの視点に分けて、コレクション作品をもとに検証していきます。

 

この展覧会は同時に、作品を受容する鑑賞者の一人ひとりが、「好ましい」「親しみやすい」と思う作品は、どんな造形をしているか、どんな感情を呼び起こすものを好んでいるか、作品に対する自分自身を考えるきっかけとなることを期待するものでもあります。それぞれの作品と対話をするように、作品の造形やそれを見たときに生じる自身の感情について思いをめぐらせる機会を提案しています。

 
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『コレクション展』では、岡本太郎の「明日の神話 1号原画(1967年制作/縦48cm×横195cm、油彩)」とともに安部泰輔の「太郎の泉(2010年制作/縦 約150cm×横 約500cm )」が展示されます。

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●出展作家:
秋山祐徳太子、安部泰輔、飯田義國、池田龍雄、宇治山哲平、岡本太郎、恩地孝四郎、金氏徹平、アレクサンダー・カルダー、草間彌生、クルト・シュヴィッタ-ス、鶴岡政男、奈良美智、長谷川潔、バリー・フラナガン、ヘンリー・ムーア、元永定正 ほか


●開催概要:
■会  期:2015年10月31日(土)〜2016年2月11日(木・祝)
■開館時間:10:00〜17:00 ※入場は閉館30分前まで
■休 館 日:月曜日、12月27日(日)~1月1日(金・祝)
※ただし
11月23日(月・祝)、1月11日(月・祝)は開館
11月24日(火)、1月12日(火)は休館
■観覧料:一般370円、大学生270円、高校生・65歳以上170円
中学生以下 無料
※11月3日(文化の日)は全館無料
■主催:広島市現代美術館