金沢21世紀美術館 開館15周年記念「現在地:未来の地図を描くために」に参加
【展覧会概要】
金沢21世紀美術館は開館15周年を迎え、コレクション収集を開始した開館前の2000年から20年の間に約3,880件に上る作品を収蔵しています。
その間、社会の状況は目まぐるしく変化し、コレクション作品もその時代の空気を鋭く読み取る作品が増えていきました。
改めてコレクション作品を見直し、多様化、複雑化する現代において自分たちの現在地がどこにあるのかを見据え、未来に向けてどのような地図が描けるのかを展覧会を通じ考えます。
【安部泰輔関連】
テーマ「関係性についての考察」
世界は様々な「関係」で成り立ち、日常は「関係」によって形作られている。人と人、人と物、物と物といった様々な関係について考察する。古着やはぎれを素材として作品制作やワークショップを行います。人が使用した古着が集まり、それらが別の形(作品)となって人が触れたり、持ち帰ったりすることで、目に見えない関係性が美術館の外へと拡散していく。また美術館のコレクション作品を軸に滞在制作される安部の作品群は作家とコレクション作品、コレクション作品と鑑賞者、鑑賞者と作家自身、それぞれの関係性を構築しながら、美術館の「日常」へとつながっていく。
【前期】市民ギャラリー横にて公開で滞在制作を行います。
※休場日を除く
市民から募集した古着を素材として、作家が会場にミシンを持ち込みボランティアスタッフとともに布製の巨大なタペストリーの公開制作をします。(何を制作するかは、お楽しみ!)写真撮影が楽しくなる作品も制作!
【後期】会期中、参加型ワークショップを行います。
※休場日を除く
年が明けた2月から約1か月間、作家が滞在し、毎日10名ほどの参加者が描いた絵を、古着を利用したオブジェに作り変える公開制作を行います。
時間:10:00~18:00
会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリー横、プロジェクト工房
休場日:
月曜日(ただし10月14日、10月28日、11月4日、2月24日は開場)、10月15日(火)、11月5日(火)