ぬいぐるみ週間 “Stuffed animal weekly”
まちなかアートライン Art line of the town
2012,大分市ガレリア竹町ドーム広場横 少年少女科学体験スペースO-Labo(オーラボ)
大分市中心部の商店街にある、行政の運営スペース(元店舗)で約3週間行った公開制作。
古着を募集し、それを素材として参加者が描いた生き物のドローイングを、作家がぬいぐるみのオブジェに作り変える。
できたクッション状の立体は古着で作った森に設置し、展覧会終了後、参加者に渡す。
開催地で集めた古着の樹にクッションの実ができてそれを人々が採りにくる。採集することで集めた素材が形を変えて循環し、作品が拡がっていくことをイメージした。
他に街に住む野良猫をモチーフとした古着のバッヂを身に付けて出ていくことは、作品の拡散を意味する。バッヂは商店街の人にもつけてもらっており、会期中は街中にネコのバッヂをつけた人々が点在している状態。会場の外でバッヂをつけている人を見て、街を歩く人々が自然と会場に導かれることを促すことを意図した。