ふたご森 ”Twin forest”

夏のワークショッププロジェクト2010 「ふしぎの森の美術館」
2010,広島市現代美術館
Summer Workshop Project 2010″Museum of the wonders of the forest”
2010,Hiroshima City Museum of Contemporary Art

ふたご森 ”Twin forest”

森をテーマにしたワークショップ形式のグループ展に参加。大量の古着で覆った壁の前の床に緑色のカーペットを敷き、古着を縦に長く繋ぎ樹木に見立てたインスタレーションの中で、展覧会期間中、毎日先着10名の参加者が描いた森の動物をイメージしたドローイングを元に、古着を素材としたヌイグルミのオブジェを作る公開製作を行った。
 通常、描いたドローイングと出来上がったオブジェは、その日に参加者が持ち帰るのだが、「ふたご森」では古着の森に双子児のように展示し、日々増えていく作品を参加者だけでなく、他の閲覧者も展示を楽しめるようにした。
参加者やその家族・関係者が何回も会場に訪れることで、展覧会そのものに厚みを与えることを目的とした。全56日間で523個のオブジェを製作した。
 展覧会後、ドローイングとオブジェは参加者に返却された。