profile


安部泰輔
（あべたいすけ、1974年4月17日 – ）現代美術家。
大分県大分市出身。

来歴

これまで、観客参加型のインスタレーションの中で古着やハギレを使って小さな立体（ヌイグルミ）を製作し、それらに関わる全てを視覚化する活動を続けてきた。
展覧会時には各地を移動する生活だが、地元大分での暮らしを続けることで、移りゆく状況を俯瞰しつつ製作することを試みている。主な活動は、「三菱地所アルティアムイントロダクションシリーズ1999「さわぐ夜」、「横浜トリエンナーレ2005」「ヘイリアジアプロジェクト日本現代芸術祭」「A@Aアートアットアグネス2007・2008」「黄金町バザール」「個展・猫のしっぽをたどる話 in HIGURE 17-15cas」「まいにち、アート！！in群馬県立近代美術館」「ふしぎの森の美術館 in広島市現代美術館」「ヨコハマトリエンナーレ2011」などがある。

個展

  • 「小さな願い」　／ギャラリーガボ、大分（1999年）
  • 「さわぐ夜」　三菱地所アルティアム、イントロダクションシリーズ1999　／三菱地所アルティアム、福岡（1999年）
  • 「ねながらとべる」　オアシス21アーティストプロデュース　／オアシスひろば21、大分（2001年）
  • 「コトバヲミルケモノ」（イリスアートデイズ）　／イリス九電コミュニティプラザ、大分（2003年）
  • 「街の灯-city’s light-」　／ZAIM、横浜（2006年）
  • 「創造空間9001」　／旧東横線桜木町駅舎、横浜（2008年）
  • 「猫のしっぽをたどる話」　HIGURE 17-15cas　／日暮里界隈、東京（2008年）
  • 「まちなかアートライン」／O-Labo、商店街界隈　大分（2012年3月10日（土）～3月25日（日））
    ワークショップ：ぬいぐるみ週間、まちネコ屋台、まちなかミニギャラリー
  • 「ネコ人間」　／8gallery(ハチギャラリー)、大分（2012年3月10日（土）～3月25日（日））
  • 「子どものための展覧会」　横浜美術館（2012年～）
    安部泰輔展　へんなともだち・ふえるともだち・みんなともだち」
  • レジデンスプログラム2012「ヒヨリノモリ」　／日和アートセンター、宮城県石巻市（2012年4月27日（日）～6月3日（日））

主なグループ展・イベント

  • 「グループ展」　／若竹園、大分（1992年）
  • 「解放運動」　／大分駅前地下道、大分（1994年）
  • 「九州コンテンポラリーアートの冒険vol.10」　／イムズ、福岡（1998年）
  • 「ミュージアム・シティ・福岡1998（plant demonstration）」　／旧御供所小学校、福岡（1998年）
  • 「アートの現場　福岡99 vol.5リングとステージそしてドライブ」　／福岡県立美術館（1999年）
  • 「OASIS ART GROOVE 二宮圭一展「村」」　／オアシスひろば21、大分（1999年）
  • 「OK」（首藤英之との2人展）　／ギャラリーSOAP、北九州（2000年）
  • 「天使のまなざしプロジェクト」　／アートプラザ、大分（2001年）
  • 「yawn and snore（あくびといびき）」（anneと2人展）　／田崎洋酒店２F、大分（2002年）
  • 「日韓交流アートキャンプなかつえ　森の展覧会」　／中津江村環境教育センター、大分（2002年）
  • 「CLOVER」　／Mail Art Gallery、大分（2003年）
  • 「天から舞い降りた…」（諏訪真理子、高安利明との3人展）　／seven point、大分（2004年）
  • 「にじみたいなはなし」（今井杏と2人展）　／Mail Art Gallery、大分（2004年）
  • 「アートフリーマーケット」　／リバーウォーク北九州、北九州（2004年）
  • 「社会実験　天神ピクニック」　／サザン通り、福岡（2004年）
  • 「クラフト展」　／seven point、大分（2004年）
  • 「芸術家の家プロジェクト#6　通りと広場」　／ギャラリーアートリエ、福岡（2004年）
  • 「横浜トリエンナーレ2005」　／山下ふ頭３、４号上屋、横浜（2005年）
  • 「福岡アートマガジン・プロジェクト プログラム#6 旅するアート」　／ギャラリーアートリエ、福岡（2006年）
  • 「アートフリーマーケット」　／リバーウォーク北九州、北九州（2006年）
  • 「北仲WHITE301シリーズvol.3　安部泰輔と渡辺郷」　／北仲WHITE、横浜（2006年）
  • 「北仲OPEN！2006」　／北仲WHITE、横浜（2006年）
  • 「3次元の交流」　／ギャラリーアートリエ、福岡（2007年）
  • 「ART@AGNES アグネスホテルアートフェア2007」　／アグネスホテル、東京（2007年）
  • 「アート・アパート88オープニング企画　ねこび」　／冷泉荘、福岡（2007年）
  • 「ヘイリ・アジアプロジェクト２ 日本現代芸術祭」　／ヘイリ芸術村 、パジュ市、韓国（2007年）
  • 「ART in DOJIMA/OSAKA2007」　／堂島ホテル、大阪（2007年）
  • 「白展-Shiro-」　／aromart、大分（2007年）
  • 「ソウル国際 版画・写真＆エディションワークス アートフェアSIPA」　／ソウルアートセンター ハンガラム美術館・ソウル、韓国（2007年）
  • 「frame out　ヌイグルミ、ドローイング、オブジェのインスタレーション3人展」　／seven point、大分（2007年）
  • 「安部泰輔とタイスケファクトリー」　／福岡ビジネス創造センターアイランドシティ、福岡（2007年）
  • 「アジア青年プロジェクト」　／クムサンギャラリー、パジュ市、韓国（2007年）
  • 「ギャラリーハシモト　グループ展 winter tales 」　／space355、東京（2007年）
  • 「東京コンテンポラリーアートフェア2007 」　／東京美術倶楽部、東京（2007年）
  • 「ART@AGNES アグネスホテルアートフェア2008」　／アグネスホテル、東京（2008年）
  • 「黄金町桜祭り」　／黄金町、横浜（2008年）
  • 「現代美術の動物園」　／浜田市世界こども美術館、島根（2008年）・「Asia Top Gallery Hotel Art Fair08」　／ホテルニューオータニ東京、東京（2008年）
  • 「横浜美術館＜夏祭り＞」　／横浜美術館、横浜（2008年）
  • 「ecoマリワークショップ　リサイクルぬいぐるみづくり」　／マリノアシティ福岡、福岡（2008年）
  • 「黄金町バザール」　／日ノ出町・黄金町、横浜（2008年）
  • 「横浜アート＆ホームコレクション」　／横浜ホームコレクション、横浜（2008年）
  • 「子どものアトリエ出張ワークショップ」　／神奈川県立子ども医療センター、横浜（2008年）
  • 「ART@AGNES アグネスホテルアートフェア2009」　／アグネスホテル、東京（2009年）
  • 「黄金町桜祭り」　／黄金町、横浜（2009年）
  • 「こども＋おとな＋夏の美術館　まいにち、アー ト！ ！」　／群馬県立近代美術館（2009年）
    「ピカソの洪水」「絵画の洪水」（群馬県立近代美術館所蔵）を発表
  • 「水都大阪2009」／中之島公園、大阪（2009年）
  • 「黄金森 」／ラ チッタデラ川崎、神奈川（2009年）
  • 「サワガシ森」／ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター YCC、横浜（2009年）
  • 「ねこびリターンズ」／ART BASE 88、福岡（2010年）
  • 「黄金町桜祭り」／黄金町、横浜（2010年、2011年、2012年）
  • 「あっちでも、こっちでもバザール」／黄金町、横浜（2010年）
  • 「夏のワークショップ・プロジェクト　ふしぎの森の美術館」／広島市現代美術館（2010年）
  • 「黄金町バザール2010」／日ノ出町・黄金町、横浜（2010年9月10日（金）～10月11日（月・祝））
  • 「嘉穂劇場開場80周年記念 大衆劇場のはじまり-美術家たちからの祝宴会-」／嘉穂劇場、福岡（2011年）
  • 「アートキャラバンin筑豊」／飯塚市・田川市・直方市、福岡（2011年）
  • 「ヨコハマトリエンナーレ2011 “OUR MAGIC HOUR”」／横浜美術館（2011年8月6日（土）～11月6日（日））
  • 「黄金町バザール2011」／日ノ出町・黄金町、横浜（2011年）
    インスタレーション：アカイクツヲハイタネコ
  • 「こども＋おとな＋夏の美術館 森のうさぎと見るアート」 ／群馬県立近代美術館（2012年6月30日(土)～8月26日(日））
  • 「GOTTON ART MAGIC」 ／田川市、福岡（2012年10月27日（土）～11月25日（日））　ゴットンアートマジックのためのプロジェクト
    （１）光道（こうどう）山本作兵江衛へのオマージュ作品（２）おせきたんとおせっかいプロジェクト（３）ふたご屋

その他

  • きぐるみアイドルユニット「しでかすおともだち」に衣装製作として参加（2006年～）
  • 動物植物シリーズ製作（2006年～）
  • 群馬県立近代美術館 「絵画の洪水」「ピカソの洪水」所蔵（2009年～）
  • 広島市現代美術館　「太郎の泉」寄贈（2011年）
  • 平成23年度版 小学校図画工作教科書に掲載（2010年）
  • 豊和銀行イメージキャラクター：豊和ねこ制作（2012年）

主要文献

●教科書

  • 図画工作教科書 3・4 年（上）／開隆堂出版株式会社

●写真集

  • 久保貴史、安部泰輔　写真集『clover』 Mail Art Gallery （2003年10月7日）

●展覧会カタログ／リーフレット

  • 『三菱地所アルティアム　イントロダクション・シリーズ1999
    安部泰輔個展「さわぐ夜」』　三菱地所アルティアム、西日本新聞社（1999年）
  • 『横浜トリエンナーレ2005カタログ』
    横浜トリエンナーレ組織委員会（2005年）
  • 『横浜トリエンナーレ2005ドキュメント』
    横浜トリエンナーレ組織委員会（2006年）
  • 『黄金町読本』　黄金町バザール実行委員会（2008年）
  • 『現代美術の動物園　記録集』　浜田市世界こども美術館（2008年）
  • 『安部泰輔　猫のしっぽをたどる話』　HIGURE17-15cas（2009年）
  • 『黄金町バザール・レポート』黄金町バザール実行委員会（2009年）

●定期刊行物

  • 山口洋三「乾いた郷愁」『展評』vol.2 　（2000年1月）
  • 「安部泰輔「毎日森」」
    ＜Voice’s Art Space＞『STUDIO VOICE』vol.360 （2005年12月号）
  • 『Art in America』（2006,APRIL）
  • 「a wall newspaper」『Casa BRUTUS』vol.91 ｐ.174　（2007,October）
  • 『家庭画報 International Edition(KIE)』2008年冬号
  • 「アートとデザインで楽しく暮らす。」『エル・デコ』nol.94　ｐ.56（2008、February）
  • 「アートがなくちゃ始まらない！」『ロシフェルジャポン』nol.22　（2008、February）
  • 原久子「ヌイグルミに閉じ込めるものは」『アエラ』№36　（2007年8月6日号）
  • 原久子「大阪の堂島ホテルでアートフェア開催
    暮らしの中のアートを居心地よく体感」『美術手帖』vol.59、No.899（2007年9月号）
  • 児島やよい「『猫のしっぽをたどる話：』
    ハギレのぬいぐるみの不思議な存在感」『エココロ』№31（2008年12月）

●単行書

  • 『北仲BRICK＆北仲WHTE　EXPERIENCE』　森ビル株式会社（2006年12月）
  • 難波祐子「キュレートリアルな言説の不在と生成－
    「横浜トリエンナーレ2005」をめぐる考察」『ビエンナーレの現在
    美術をめぐるコミュニティの可能性』青弓社（2008年1月15日）

●単行書

  • 『北仲BRICK＆北仲WHTE　EXPERIENCE』　森ビル株式会社（2006年12月）

 

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